三目並べのレビュー

投稿者:Akasata logo 2 mini @akasata 投稿日:2013/09/13 21:03 【レビュー】



本日紹介するのは、ノベルゲームで実装されたゲーム「三目並べ」です。
このゲームはCPUと三目並べで対戦します。

このゲームの面白いところは、ステージ制になっていて、ステージが進むごとにCPUが強くなっていくところでしょう。
最初は適当に打っていても勝てるのですが、最適解を打たないと勝てなくなっていきます。

三目並べは、お互いに最適解を打つと必ず引き分けになってしまうという問題があります。
つまり、難易度を上げると最後は引き分けしかできなくなってしまうという問題があるのです。

それを覆すために、このゲームではAA級になると、プレイヤーが打った後に○と×が入れ替わる「反転」が行われるようになります。
「反転」はプレイヤーの操作後1/2の確率で発生し、「反転」が発生するとかなり高い確率でプレイヤーが敗北することになります。
(「反転」が発生しなければ、プレイヤーは最適解を打つことで勝つことができます。)

「反転」は必ず引き分けになるという三目並べの本質的な問題を回避する方法として、斬新なアイディアです。
ただ、悩ましい仕様でもあって、プレイヤーがコントロールすることができないため、勝敗が完全に運任せになるというマイナス面も持っています。
(プレイヤーにとってはかなりストレスフルな仕様であるとも言えます。)

意欲作であり、工夫の跡やどうすればより面白くなるのかを探しながら遊ぶのが楽しいゲームです。
作り手が多いRmakeの皆さんにおすすめです。

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コメント一覧

Material 185033 3 mini 光楼(114)(投稿日:2013/09/14 09:43, 履歴)
おお、レビューありがとうございます!!まさかakasataさんに書いていただけるとは!

反転は最初から実装しようと考えてたんですが、どこで反転させるか考えていなかったのであんなことになってしまいました・・・

それで公開したら後でプレイヤーのターンの前で反転させれば良いという事に気づいてしまいましたw
Material 6858 mini akasata(投稿日:2013/09/14 18:10, 履歴)
>プレイヤーのターンの前で反転させれば良い
>
あー、たしかにそうすれば、ストレスは軽減できたでしょうね。
後からでもどうすれば良かったか考えるのは今後に生かせるのでとてもいいことだと思います(^^)