「日本語ノベルえでぃた」2.素材の見付け方
投稿者: 井戸乃博士 投稿日:2021/03/21 21:53
これからゲームを作っていくわけですが その前に、ゲームを作るために 必要不可欠なものがあります。 それは何でしょうか、博士? |
それは何と言っても「やる気」だよ。 モチベーションは大事だからね。 ゲームを作りたいという情熱があるからこそ... |
正解は「素材」です。 博士もゲームを作ったことがあるんですから、 当然おわかりですよね? ちゃんと空気を読んでください。 |
あ...そ、そうね... 確かにRmakeと言えば、 まず素材を調達しなければならんかったな... |
今回は、ノベルゲームに必要な素材の種類と 見付け方について説明したいと思います。 手順に慣れてくださいね♪ |
前回も説明したように、 素材はシーン単位で管理されている。 シーンに素材を登録することによって その素材をゲームの中で使えるようになる。 |
(前回のおさらい)
ノベルゲームで使用する素材は、 主に以下の3種類です。 それぞれの種類ごとに、 使用できる数と素材の見付け方を説明します。 |
2-1 一枚絵
ノベルゲームで表示される画像は、 全て一枚絵素材を使用します。 一枚絵素材には以下のような種類があります。 |
①背景
②キャラクター(立ち絵)
③その他(拡張画像)
いやぁRmakeのときは 素材を探すのが大変だったからねぇ... また発掘作業をせねばならんのか... やれやれ... |
早くもテンションを下げないでください。 種類ごとに素材をまとめたページがありますから、 こちらを検索していただければ 探しやすくなると思いますよ。 |
背景(1)
背景(2)
立ち絵(1)
立ち絵(2)
これはありがたい! こうして見ると、 使えそうなものがたくさんあるなあ。 |
まずは画像をひととおり見ながら、 ゲームの構想を練ってみると いいかもしれませんね。 |
前回の復習になりますが 素材をクリップしたらCOREシーンに登録しましょう。 1つのシーンにつき、 最大で32枚まで一枚絵を登録できます。 ただ「日本語ノベルえでぃた」の専用素材が2つあるので、 実質的には30枚が上限となります。 |
ほう、30枚か... たしかRmakeのノベルゲームでは 50枚が上限だったから、 少し減ってしまったんだねぇ。 そうか...30枚か... |
どうかされましたか? ...まさか博士、 いきなり容量ぎりぎりの大作を 作ろうとか考えてないでしょうね? |
そ、そんなことないよ? ち、ちょっと上限を 確かめたかっただけだよ、うん。 |
博士はすぐ大作を作ろうとして、 収拾がつかなくなって 挫折するんですから... 本当にお願いしますよ... |
2-2 音楽
音楽素材は少し変則的です。 1つのシーンにつき25曲まで登録できますが、 実際にゲームで使用できるのは 6曲が上限となります。 |
音楽素材は一覧から選ぶしかないかな。 いい曲がたくさんあるから ぜひ活用したいところだが、 悩ましいのは曲を視聴できないことだね。 |
音楽素材一覧
そうですね。 自作の曲を再生できるゲームを 作られた方もいらっしゃいますので 今は、こうしたものを 参考にしていただくしかないですね。 |
まあせっかく25曲も登録できるのだから、 曲名や曲の説明を見て 使えそうなものをひととおりクリップして エディタで試しに聴いてみると いいんじゃないかな。 |
2-3 効果音
効果音素材は1つのシーンにつき、 50種類まで使用することができます。 |
効果音も一覧から選ぶしかないね。 やっぱり視聴できないけど... |
効果音一覧
以上、素材の登録方法について 説明させていただきました。 |
最後に補足として、 自分で作った素材の 登録方法を説明しておこう! |
①メニューの「素材を管理する」、またはエディタのショートカットの「素材管理」を選びます。
②「素材をアップロードする」を選び、登録したい素材の種類を選びます。
③「ファイルを選択」を選び、自作の素材データをアップロードします。
④エディタで「既存の素材を追加する」を選び、素材を選んで「設定する」を押します。
博士... 自分で素材を作りたいという お気持ちはわかりますが、 まずは、用意されている素材を 有効活用することを考えたほうが... |
いいじゃないの! だって自分で作った素材が、 ゲームで動くんだよ! この感動は、素材を自作している人にしか わからないよ! |
まあ創作意欲があるのは 素晴らしいことだと思いますけど... くれぐれも無理はなさらないように... |
じゃあ次回から、 いよいよプログラムを組んでいくとするか! |
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あとご紹介ありがとうございます~